2/20に行われた、第3回調査・活動報告会の動画を公開します。
当協会の会員による活動報告です。みなさんよく調べたり活動しておられます。そして上手に面白くまとめています。すばらしいですね。
2/20に行われた、第3回調査・活動報告会の動画を公開します。
当協会の会員による活動報告です。みなさんよく調べたり活動しておられます。そして上手に面白くまとめています。すばらしいですね。
富山県自然保護協会では、黒部市長選の立候補者に対して、黒部市の自然環境によせる思い、野生動物との共存に関する3項目からなる質問書をお送りしました。
先日開催されました「立山黒部ジオパーク協会 × 富山県自然保護協会 合同写真展」の会場の様子をお届けします。
3日間で延べ約1000人の方にお越しいただきました。たくさんのご来場ありがとうございます。
県外からのお客様も多く、富山県の素晴らしいところを感じていただけたのではと思います。
「奇跡の大地と自然の鼓動」と題しまして立山黒部ジオパーク協会様と富山県自然保護協会による合同写真展が開催されます。
富山県の地形は、富山湾の海底1000mから霊峰立山までの高低差4000mがごく限られた面積に凝縮されています。このような地形は世界でも珍しく、かつて明治時代に河川の土木技術の近代化のために日本に訪れたオランダの技師、ヨハネス・デ・レーケは、常願寺川を見て「これは川ではない、滝だ」といったと伝えらていることからも、その特異さがうかがえます。
立山に降り積もった雪や雨は、川や湧水となり平野部を潤しています。ブナ林など森が蓄えた雨水は、その土壌の栄養分が溶け込み海へと運ばれ、ブリやトヤマエビなど多くの魚介類を育てます。立山連峰や草木や虫や動物たちが四季を通じて織り成す多様性に富んだ景観、このような自然環境に私たちは暮らしています。
そして、豊かな暮らしに欠かせない、この大自然の素晴らしさや大切さをお伝えできればと、沢山の写真が集まりました。
今年、当協会は発足60周年を迎えます。この節目の年に、合同で写真展の開催ができることを大変うれしく思います。この機会に是非ともご覧ください。
なお、展示会場では新型コロナウイルス感染症対策を実施し、安心してご覧いただけるよう配慮しております。ご来場の際はマスクのご着用と咳エチケット、風邪症状など体調がすぐれない場合にはご来場をお控えいただきますようご協力をお願いいたします。
会期:2022年4月8日(金)~11日(月)
AM9:30~PM7:00(最終日のみPM5:00まで)
会場: 富山市ガラス美術館 5Fギャラリー1・2
今日の富山県自然保護協会の活動報告会で色々勉強になりました。
その中から沢スギのことについて書きたいと思います。参加者としての感想になります。
富山県の入善町、海岸から近い場所にあります。
沢スギという種の杉はありませんが、水湿地に生息するスギで、山奥の雪深いところに生息する立山スギのように地に着いた枝から萌芽し一本のスギとして成長する力強さなどが特徴となっています。
1960年(昭和35年)に国政である所得倍増計画により、それまで40ヶ所あった沢杉の群落は次々に水田と化し、1973年(昭和48年)にはついに1ヶ所になってしまいました。
水湿地のスギは学術的に大変希少で価値が高いということで、自然保護の観点から沢スギを残したいという提案がなされましたが、地域住民の生活の観点が対立しました。その最後の1ヶ所は地域住民と幾度となく協議し大変な苦労を経て国の天然記念物として指定され、現在まで保護されています。
(土地は現在は入善町の所有、当時は20軒ほどの地権者がいた)
自然保護や保全をするということは、色んな利害が絡んでいて、水田や工場を作るにも土地が必要ですが、人が生きていくために最低限必要な恵みは自然から得られ、景観や香り音や感触など五感で得られる癒しの自然環境はストレスの多い現代社会にも必要で、これらを維持することは多様性を維持することであり、持続可能な社会に欠かせない大切なこと。だけど、直面する生活の問題と長期的な課題にはギャップがあるだろうし、大変な努力が必要なんだと、今日の報告会での発表を聞いて思いました。
昔の人は杉林を抜けて学校に通うなど、とても身近な存在、当たり前にある。無くても困らない、むしろ水田の害虫の発生源になるなど邪魔な存在で、保護するとかそんな認識はないのが普通だったそうです。
ところが、その環境は沢スギをはじめとした特徴ある多様な生物が生息する貴重な環境だったのです。
昔に比べると今は自然保護や保全の関心は高くなっていると思います。やはり伝えていく努力は必要なんだなと思いました。
地図写真はスーパー地形というアプリで表示したもので、Googleマップの現在の地名アイコンと、国土地理院の各年代の航空写真を重ね合わせたものになります。
1961年頃、1974年頃、現在の3つ。
1961年頃の写真は南北方向の縦長の黒い部分が沢スギ地帯でいくつもあります。
1974年に砂時計型の一ヶ所だけになってるのが分かると思います。
富山県自然保護協会では、滑川市長選の立候補者に対して、滑川市の自然環境によせる思い、自然環境の利活用、野生動物との共存について3項目からなる質問書をお送りしました。
8月27日に、『有峰県立自然公園における県指定希少野生動植物「ハクバサンショウウオ」の保護についての要望書』を、県自然保護課に提出しました。
天狗平ヘリコプター墜落跡地の種まきをしてきました。
日時:2021.8.25
参加者:調査委員会の4名
曇り空のなか立山駅からアルペンルートで天狗平に向かいました。
弥陀ヶ原は一部で雨でしたが、天狗平は雨は降らず視界30m程の霧の中でした。
身体が濡れることはありませんでしたが、風にさらされた耳が冷たく少し痛くなりました。
墜落現場の状態は順調に緑化が進んでいました。
ムシロが敷いてある地形は傾斜しており北側の低いところの植生が比較的に復元しているようでした。
種が雨によって低いところに流れるからでしょうか。
見た感じはエゾホソイが大半を占めいています。
盛り上がったところは、くぼんだ所にくらべて復元しているようです。
寄せ植えのように多くの種が生育しているところもありました。
これは雪解けの時期が関係しているのかもしれません。盛り上がったところの方が雪解けが早いと思われます。
くぼんだところは水が溜まっているところもありました。
南東側はイワウチワが入り込んでいるようです。ムシロの下にもともとあったものが芽を出しているかもしれません。
ムシロのすぐ横には他にもオトギリソウ、チングルマ、イワショウブなどがあり、これらの花が沢山さいてほしいところです。
種は、ムシロの周囲に生えているものから取り植えました。エゾホソイ、ヒゲノカリヤス、イワショウブ。
天候の心配もあり30分ほど作業したあと、もう一つの跡地の状況をみて戻りました。
来年はどうなっているでしょうか。。。
【注意】墜落跡地は木道から外れた場所にあり、県の許可を得て作業をしています。
通常は木道を外れて入ることはできません。
富山県自然保護協会では、高岡市長選挙の立候補者に対して、高岡市の自然環境によせる思い、および直面する課題について3項目からなる質問書をお送りし、角田ゆうきさん、出町ゆずるさん、それぞれのお考えをもとにした回答をいただきました。告示前の極めてご多忙の中、ご対応いただきました候補者の方々に感謝申し上げます。
候補者からの回答を、ここに掲載します。市民の皆さまが一票を行使する際の一助としていただければ幸いです。 なお、当ページへの掲載順は候補者の届け出順に準じています。
7/11追記
こめたに和也さん からの回答を7/3にいただきましたので、回答PDFを更新しました。
当記事の編集作業の都合上、回答をいただいた時点で掲載できたかったことをお詫び申し上げます。
ミズバショウ自生地 保全活動、およびセラピーウォークを開催します。
詳しくはパンフレットをご覧ください。ご応募お待ちしております(^o^)/
前半に保全活動、後半は昼食を挟んでのセラピーウォークとなります。
保全活動のみの参加も可能です。
お申込み・お問い合わせはこちら → お問い合わせ